大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2005年 10月 30日

JOURNAL

レッスン、今日は二人。上級者の人には、時として根本的な吹き方の改良を求めねばならず、そういう時は辛い。長年の習性などなまなかな事で抜けるものではないとよく判っているからだ。初心者に近い人には基本的な音楽の構造みたいなものを説明するのが難しい。和音と旋律の関係をダイレクトに感じてもらうため、僕はギターを弾いて、松田聖子を歌ったりする。
イヴァン・クリ-マ「僕の陽気な朝」(国書刊行会)。チェコの作家というとミラン・クンデラがすぐ浮かぶがこの人も相当な大物らしい。政治的にとても屈折した歴史をもつ国なので、こういうひねくれた味わいの作品が生まれるのか。ユーモラスであることは、すなわちほろ苦いことであるはず。自己の徹底した客体化から生まれるのがユーモア感覚だとすると、そこには自ずと過程の苦闘がにじみ出て、翳りを帯びるのだ。文句なしにユーモラスで、変な読み物には脳を開放させる力がある。
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by nogioh | 2005-10-30 00:00 | Comments(0)


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