上村和樹という、年少のハーモニカ仲間が結婚し、二次会に招かれた。中には懐かしい顔も混じった顔見知りばかりの音楽関係者席(?)に座り、極端に弱いのにシャンパンとビールを勧められるままに飲んですっかり疲れた。宴会は大の苦手だが、雰囲気がよく、気楽にしていられた。ちらっと新郎はハーモニカを吹いた。またスケールアップしたようで、驚いた。彼が大好きなポール氏のビブラートは特別難しいが、かなり肉迫する出来だった。ドレス姿の可愛い新婦の隣りで、入る気合も違うということか。御所で一緒に何時間も吹いた寒い晩を思い出しながら聴いていた。僕も少し吹いたが、こちらは冴えなかったなあ。