中断期間に記したくて記せなかった事柄をニ、三書いておく。なんでもうやむやにせぬための備忘録みたいなものだ。昨年師走の18日に、僕は初めて複数の人を相手にハーモニカのセミナーを開いた。寒い日で、雪もちらついていて、きちんと宣伝もしなかったが、十数人が集まって、僕の拙い話に、それはそれは真剣に耳を傾けてくださった。視覚的な解説はやはり必要だったようで、他にもたくさんの反省点が残った。直接聞き、またはアンケートを通して知った参加者の要望は、始めたてのころ僕も切望して苦しんだことばかりで、なぜ気付かなかったか、今更の悔いに捕われるが次回には必ず反映させた内容にしたい。参加者のみなさん、常の演奏とは全く違う雰囲気に緊張しながらもギターでサポートしてくれた南部君、場所と機会を提供していただいたテンホールズキッチンのガクさん、ありがとうございました。