実に久しぶりの、遠方よりお越しの生徒さんのレッスン。テクニックのレベルは高く、音楽の知識も豊富だ。おのずと重箱の隅をつつくような解説と要求が主になるが、これはこれでなかなかネタはつきないものだ。喜んで貰えたようで、こちらもいい気分だった。話が弾み、食事までご馳走になってしまった。すみません。昨日に続いて風呂で落語を読み、勢いがついて、米朝さんの喜寿を祝う特番を録画したヴィデオテープを探して観る。演目は「らくだ」。小心な屑屋の親父が、後半酒を飲んで豹変するくだりは何度観ても声を出して笑ってしまう。まさに名人芸、素晴らしい。