鬱屈した昼間、夢魔のような日の差す時間から解放され、ちょっとだけ呑みながら夕飯。大爆笑出来るというのは幸せな事だと実感する。こういうのを健康な食事というのだ。ヘミングウェイを、図書館で借りた勢いでまた読み返している。「殺し屋」とか「異国にて」の情景の切り口なんて、今も尚、新しいイメージを喚起させる映像的な魅力が一杯だ。マラソンして落語「七段目」読む。七段目とは、忠臣蔵の場面。芝居好きの登場人物が、落語の中で芝居を演じ、それが、芝居への批評ともなっている。いわゆるメタ・フィクションの原型みたいなお話です。