車を運転しながら桂米朝師「たちぎれ線香」のCD聴いて、涙で視界がぼやける。危ない事この上ない。まったくすごい話、そしてすごい話芸です。何度聴いても、読んでも、勿論観てもこみ上げる感覚は変わらないのだろう。これを名作と呼び、名人というのです。ブルースをやる人には是非触れて欲しい。泣く、とは違うが、生徒氏に借りたEASY BABYの「Sweet Home Chicago Blues」も癖になりそうな音だ。歌もハーモニカも巧いのね。微妙な舌の使い方などなかなか心憎い。ローダウンで、シンプルで、「進化より深化」の哲学をナチュラルに邁進するスタイル、憧れる。エディ・テイラーの職人芸も冴える。ドラマー、タカくんのお店「一期一会」でピザを食べました。三月、三島さんとライブやります。今日は寝しなに、CDに合わせて落語「馬の田楽」も読みました。悪ガキの描写が絶品。