奈良のやや奥地の寺に行く。何度も行っている場所で、やや遅きに失した感はあったが散り残った紅葉と、秘仏と借景の美しい庭を眺め、寺の飼い猫と戯れて過ごす。夜は、テンホールズキッチンへ。大西貴之ブルースバンドと、三川八を観る。どちらもかなり古いほうに属する生徒氏のバンドだ。大西君のほうは、ドラムが欠場で、トラとしてTさんという安定感のあるベテランが叩いていた。バンドとしてのキャリアを考えると、このドラムから学ぶことは多いと思う。三川八は、ベースレスでトリオだったが、無茶な編成としてはよくやっていのではないでしょうか。言いたいこともあるが、僕が真ん前で座っているというのも、ちょっとは影響するかなと考えると、そこは沈黙しようと思う。少なくともこの文ににおいては。お疲れ様でした。