昨日の大雪は、久しぶりで胸がときめいたが、実際外を歩き回ると足の指は冷たすぎて痛くなり、油断するとすぐに転びそうになり大変だった。ただし冷え込み方は抜群で本当に嬉しい。世界は逆の方向に、つまり昆虫どもの天下へと確実に向かっているようで悲しいが、ずっとこんな冷え込みが続けばいいのにと本気で切実に願う。祈る心地で眠って一夜明けたらドピーカンで日差しは暑いくらいだった。たちまち体調がおかしくなる。都会が恋しくなるようなニューヨーカーブルースウーマンのデビュー作を聴きながら小さい原稿を書いて、あとはおとなしくのんびりと過ごした。