小川国夫「舞い立つ鳥」「潮境」「未完の少年像」。丹念に読んでいるつもりだが、だいたい30枚くらいと短いから日に一個は終わってしまう。何と読み終えるのが残念なのだろう。でもこういう読書体験は大事なものだ。そうそうあるものではない。最近ではカズオイシグロ「Never Let Me Go」以来か。えらそうに原題を記したが、英語の原文の方は僕の語学力では遅々として進まない。名訳者である土屋氏の翻訳と照らし合わせて数ヶ月楽しんでいたが、体力気力時間が揃わないと捗らず、そんな日は滅多にないので三分の一くらいで止まってます。久々に原書を読む楽しみを思い出させてくださったTさん、そちらは進んでますか。こういう勉強は失業しててこそ出来るなどと言い訳してます。もう失業は困る。時間を欺く感じに生きたいと願う。1日72時間感覚で色々こなせるようになりたい。
今日も変な天気で体調がおかしい。夜のレッスン直前その不調感はピークであった。
最年少者レッスン。ロックや音楽との精神的な距離の取り方が判らなかったりする本当に若い人の感覚を剥き出しにしつつ、ハーモニカは進歩している。(距離はない方がいいのです。気分的にロッカーになりきらないとロックなど理解できないでしょう。ただ、道端に平然と<または平然とした表情の演技で>ごみを捨てることはロックとは無関係です。保守政党の演説と同じくらい音楽からは遠いものです)リトル・ウォルターに果敢に挑んで細かい聴き取りは未熟だが何となく雰囲気はつかめるようになっている。あと2.30曲やったらアドリブもやれるようになる、かも。