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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2008年 08月 16日

JOURNAL

墓参りに行こうとして、近くまで行って雨が降り出し、雷鳴が聞こえ始め、ATMを使う必要もあって駆け込んだコンビニは何と、停電していた。それで墓参は断念。夜、友人と居酒屋で飯を食う。僕にビートルズを教えた古い友人で、孤独を好む変わった人だが、話すと楽である。
帰宅後ハーモニカを少し練習し、オリンピックを観る。試合の切れ目や、VTRの終わりごとにスタジオの映像になるのには閉口する、とこれは前も書いた。中でも、スポーツ関係者、もしくはベテランのアナウンサー以外にキャスターを任せるとろくなことがない。フジの某アイドル(若い女優さん)は痛々しい。本人が一番へこんでいるだろうと思うと見ていられないたどたどしさである。カバーすべきアナウンサーの女の子もなかなかひどい。
井田真木子「プロレス少女伝説」をなんとなく引っ張り出して読み返す。タイトルからは想像も出来ない迫真のノンフィクションで、僕は大変感動して読んだ覚えがある。つげ忠男の、プロレスを扱ったいくつかの劇画や、この井田氏の作に激しくあこがれた時期があった。存在自体が曖昧なものを、種々の方法論を駆使して明晰に描写(説明するのではないのです)する。文学の一番大切な仕事だ。

マジック・サムの「Magic Touch」は、なくなってしまった名レーベル、ブラックトップから出てたライブ盤で、マジック・サムのアルバムでは一番良く聴いた。ここでのシェイキー・ジェイクのハーモニカが鳥肌が立つくらい素晴らしい。何気ない演奏だが、ある瞬間ふと鬼気迫るのである。それが凄い。とにかく音の悪いアルバムだが、中古で見つけたら購入おすすめ。

by nogioh | 2008-08-16 00:39


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