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大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2008年 09月 13日

JOURNAL

朝から、生徒氏遠方より来たりてレッスン。巧い人で、ちゃんと予習復習してこられるので、張り合いがあるし、少々焦ることもある。ブーチーズに寄って帰りますと言って去って行かれた。京都もレコード屋が減った。レコード屋通いをしなくなった自分にも思いが行き複雑な気分になる。
レッスン後、すぐに用意して夕刻からのアコースティックイベントのため嵐山に向かう。少し早めに着くことになるが道が判らないからイベントの主催者の相棒である生徒氏の家により、後をついて行くことにした。「音や」はまだ新しい箱で、マイク要らずの高い天井が魅力的なスペース。大阪で活躍する女性ハーモニカ奏者とその相棒のベテランギタリストのデュオ「ミシシッピーシャック☆」が競演者の中にいて、会えるのを楽しみにしていた。はたして、久しぶりに聴くショーコさんのハーモニカは、ブルースへの愛情が溢れる力強い演奏で、日頃の鍛錬の成果に違いない素晴らしさで、その目覚しい進歩にびっくりした。相棒の周平氏のギターは噂ばかりで長く実際に耳にする機会がなかったが、初めて今日聴けた。重たいシャッフルのリズムも、エディ・テイラースタイルのソロも予想通りとても格好良かった。
生徒氏の演奏も進歩があって、相棒の岡本氏のモダンなギターとの息も合っていて聴き応えがあった。結構な数のお客さんも来てくださり僕は上機嫌で過ごした。僕はVoodoo boy Johnson氏のゲストとして出た。デルタの香り濃厚な、独特の音楽を確立している人で、とにかく邪魔にならないように、そして出来ることなら、ハーモニカが加わることで微妙に変化するはずのその音楽のトーンがJohnson氏とお客さんに喜ばれることを願って吹きました。僕はいわゆる職人タイプの吹き手ではないので、毛色の違う人と絡むとどきどきするが、その緊張感を楽しめるようになったのは長いことやってる賜物なんでしょう。
終演後は涼しく、川の音を聴きながら荷物を車に積んだ。Johnson氏、ありがとうございました。また機会がありましたら一緒にやりましょう。主催者の岡本氏はじめ、競演の方々お疲れ様でした。お店のママさん、スタッフの人、そしてお客さん、ありがとうございました。

by nogioh | 2008-09-13 00:40


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