大野木一彦のJOURNAL・ブルースハープ・ライブ・レッスン情報

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2005年 10月 20日

JOURNAL

最近あまり本もCDも買わず過ごしているので古いものの再読、再聴ばかりだ。スティーブン・ミルハウザーの「イン・ザ・ペニー・アーケード」(白水uブックス)。表題作の、もろにブラッドベリ風の、取り分け「たんぽぽのお酒」的な懐かしい味わいは、僕がやっている古いスタイルのブルースには決定的に欠落していると、長いこと思ってきた。だがそうでもないと最近感じる。「Windycity Blues」や「On The Road Again」といった最初期シカゴブルースのオムニバスをじっくり(僕は酒が弱いので家ではほぼ飲まないが、イケル人はきっと飲みながら聴くのだろう)聴くと、ノスタルジックというのとは違うが、似て非なる懐かしさはやはり感じる。良きにつけ悪しきにつけ過ぎ去った時代の、アメリカの風に吹かれる気分?「たんぽぽのお酒」というと、とりもなおさず、今もライブの余韻の冷めないヘンリーさんとも縁の深いロニー・レ-ンの名盤「Anymore for Anymore」のたそがれのジャケットが頭に浮かぶ。日本盤のライナーで「たんぽぽのお酒」に触れている箇所があったからだ。誰が書いていたか忘れてしまったがあれはいいライナーだった。
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# by nogioh | 2005-10-20 00:00 | Comments(0)
2005年 10月 19日

JOURNAL

ミッチ・カシュマーはとてもいいハーモニカ奏者。西海岸派の急成長株だ。最新作のジャケットを見る限り、まだ若い。僕と変わらないのではないか。そういう僕は自分を若いなどと思っていない。矛盾である。夭折したウィリアム・クラークや、今やトップの貫禄のキム・ウィルソンの匂いもあるが、随所に見せる、数学的なリズム遊びの感覚に独自の持ち味がある。歌にも力がある人で、ライブが見たいと思う。二十歳そこそこの彼を見て、キム・ウィルソンは「こいつはいける」と思ったそうだが、さもありなん。
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# by nogioh | 2005-10-19 00:00 | Comments(0)
2005年 10月 17日

JOURNAL

怪我をした時病院でもらったよく効く湿布が家にたくさんあったので、それを持参して朝、東急ホテルへ。ヘンリーさんの少し腫れて痛々しい左足首に早速貼る。仕事で来れない彼女からのメールによるメッセージを、しどろもどろの英訳でヘンリー&ジョシ-ご両人に伝える。センテンスごとに丁寧に相槌を打ち、目を閉じ気味に聞いてくれる二人の人柄に感動する。今回の京都での最後の観光、金閣寺へ萩原氏の車で向かう。観光は本人達の希望だったが、捻挫した足では無理に歩いてもらうわけにもゆかず、簡便な車椅子を借りて、散策。笑顔で車椅子に収まるヘンリーさんとサングラスをかけて押す僕を見て「怪しいなあ」と言いながら萩原氏はシャッターを切っていた。もういちど、「TEN HOLES KITCHEN」のピザが食べたいという二人の要望があり、店からは高速の乗り口も近いので、伏見まで南下して昼食。そこでお別れとなった。「またすぐに会えるわね」とジョシ-さんに言われ、「アイルランドに行きます」と答える。本当か?!店の前で、走り去る車を見送って、再度店に戻ると、一気に体中の力が抜けた。
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# by nogioh | 2005-10-17 00:00 | Comments(0)